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2018-2- 1 (16:01)

ボイストレーニングの必要性

posted by Mahya

ボイストレーニングはアスリートが筋トレするのと同じくらい大切で当たり前のこと。

プロの人はその人に合った練習法を試行錯誤しながら見つけ、地道に続けている。はず。笑

レッスンの金額は決して安くない。幅があり、1〜5万円くらいか。歌を志す若い人が容易に出せる金額ではないが、最初はトレーナーについて月一回でもいいからしっかりトレーニングしたほうが良い。客観的に自分の歌を分析できるし、一人ではたどり着けないネクストレベルに引き上げてくれる。一生モノの財産になる。特にNYCのブロードウェイにはたくさんのスタジオがあって、エネルギー溢れる素晴らしい先生がひしめき合っており、一度は体験した方がいいだろう。自分が生まれ変わるような、魂が解放されるような体験は今でもしっかり覚えている。メソッドとトレーナーとの相性もあるので、こればかりは何度か試して自分に合ったトレーナーを見つけるしかないのだが金額以上の価値が必ずある。私は恵まれていたので、ご縁で出会う先生が素晴らしい方ばかりだった。今では彼らの教えをベースに自身の練習法を確立し、基本的には自宅でトレーニングしている。歌は魂と体の共鳴だ。テクニックと共に魂と体のバランスを整えることがとても重要である。

私のボイストレーニングの目的は、

1、その日の自分の体と心の調子の確認

2、声帯筋力の低下の防止と強化

3、音程に合わせて使う声帯筋肉の確認

4、レコーディングやライブに向けて筋肉を温める

ほぼ毎日、同じ音階、リズム、音量で歌うので今日は響きが少ないなとか、音程がとりずらいかも、集中できない原因は何かなど、細かく気づくことがある。全て終えるのにだいたい1時間くらい。その間に自分の心と体を見つめなおす。ヨガや瞑想と同じような感覚だ。とにかく地道に続けていくことが大切だ。

様々なメソッドがあるが、私はチェザリーにいきついた。とにかく喉に負担なく、その人が一番自然に出せる声で楽に歌うことができる。余計な力がいらないので、どんなに歌っても疲れない。その人の声の良いところを最大限に活用できるので、個性的な歌になる。その人の魂が素直に声となるので、聴く人にバイヴスが伝わりやすい。

チェザリーを学ぶには、絶版になってしまったが、

「the VOICE of the MIND」/ Herbert‐Caesari,E.

The VOICE of the MINDをまずは読んでみるといいかも。

日本のメジャーなミュージックシーンは同じような声、歌い方の人ばかりなので、私は聞いていてあまりワクワクしない。いわゆる最近の萌え声を聞くと、喉をそんなに酷使して!かわいそうに!なんて余計な心配までしてしまう。ぜひ、歌が好きな人は自分だけしか出せない声と歌を見つけて楽しんで長く歌っていって欲しいと思う。

次は日本人が日本語でリズム&ブルース、ソウルミュージックを歌う時の私なりのコツとポイントをまとめてみようと思う。

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