こんばんは。
年度末を乗り越え、若干余裕ができたので連投してみます。
ツアーも年度末も終わり、やっと少し落ち着いたので、さてビート...と行きたいところなのですが、今日は下準備をすることにしました。
色々と溜まったドラム音源のデータ...これらのデータをきれいに整頓してCD化する作業です。いわゆる一つのdrum libraryってやつですね。
なんでわざわざCDにするのか?って思いますよね。きっとPCでビートを造る方々は、フォルダから好きな音を引っ張り出して、そのままプロジェクトファイルに並べることと思います。
なぜか。
答えは簡単、やはり自分はハードを通さないと気が済まないからです。
PCをクリックするよりは、CDで流しっぱにして良い音あったら止めてサンプリング...の方が楽なんですね。
あとやっぱりデジタルで完結、よりはMPCで組んだ方が味わいもクセも出てしっくりきます。
まぁ、SUEさんとよく話すところの"プラシーボ効果"なのかもしれませんが。
余談ですが、レコードサンプリングしたドラムは確かに低音が出ると思います。
しかし、これまでの経験上、レコードサンプリングしたドラムの低音は出過ぎることの方がほとんどで、結果的にはミックス作業で低音を削ることの方が多かった。なので低音という意味で言えば、CDで出るレベルで十分かな?ってのが個人的な印象です。
なんなら、アナログプレス予定のデジタル音源は、わざと低音削ったりもするみたいですし(←アナログにプレスして針が走った時に低音ですぎちゃうから)。
そんな話を先日mahyaソロLIVEの音源準備中にした気がします。たしか。
そういえば、昨年CDのインスト盤を買うのにしばらくハマった時期があったんですが、PETE ROCK "Petestrumental"も買い直してみました(←勿論アナログも持ってます)。
その時に思ったんですが、CDで↓くらいの太さ出てれば十分じゃないですか?
というか、CDでもこれくらいの太さは十分出る。
逆に言えば、これくらいは出てないと、アナログプレスしたってあぁいう音にはならないってことですね(←petestrumentalのアナログ盤持ってる人に言ってます、一応)。
これは、昨年色々なインスト盤を買ってCDとアナログを聴き比べた結果、どれにも言えることだと思いました。
同時に自分の中にあった「アナログにすれば音が太くなる」神話はガラガラと音を立てて崩れました(もうちょっと前から気づいてたけど)。
アナログになったから太いんじゃなくて元々太い。アナログが出してくれるのはどっちかっていうと針が走ることで生まれる超低域の説得力というか迫力の部分。なのでは。多分。
あとは質感と、中〜高域の痛いところが削れて落ち着きある鳴りになるところが魅力かな。多分。
ちなみに"太い"と"低音が出る"は必ずしも同じじゃありませんので念のため。
低音よりも太さを出す方がよっぽど難しいというのが最近の思うところです。
さて、そろそろ作業に戻ります。
つらつらと書いてみましたが、大丈夫でしょうか。あくまで個人的な印象なので、間違ってたらすいません。
最後にPETE ROCKつながりでもう1曲。
PETE ROCK"Soul Survivor"に収録されてる"Half Man Half Amazin"のインスト盤?に当たるんでしょうか。
ちょっと違うけど、最近どハマりしてる曲です。
Grap Luva - Three-Fourth's Amazin' feat. Pete Rock
大元?オリジナル?はこちら
PETE ROCK -Half Man Half Amazin-
この曲でMethodman好きになった気がします、たしか。
ずっとインスト盤探してたから、Grap LuvaのBEAT集出た時は歓喜したんですが、まさかの1LP。いまだに買おうかどうしようか迷っています...泣。
いつかSoul Survivorのインスト盤2LPで出てくれないかなぁ。
ではでは。
HISAYA