こんにちは。
今年のM-1、マヂカルラブリーが優勝しましたね。
ファイナルに進んだ3組とも決勝1本目ほどの出来ではなかったから、
そして、ファイナル3組の「漫才か漫才でないか」論争を見て、「HIP HOPか否か」と似たものを感じておりました。
HIP HOPやってる人達にとっては"HIP HOPマナー"が大切なように、漫才を大切にする人達にとっては、「あれは漫才とは言えない」...etc と言った意見も出てくるのでしょう。
かくいう自分もお笑いについては完全にトーシロなので、面白ければ良いかな?となってしまうのですが。
そう考えると、HIP HOPもその道を志した人達以外の中では、「マナー云々あるかもしれないけど、かっこよければそれで良いじゃん?」という意見もきっと一定数あるのだと思います。
やる側と見る側の感覚のギャップってあるよなぁーと思い、少々考えさせられました。
108 "MISSION INFINITE" (1996年)
さて、今日もHIP HOPが続きます。
私、アップテンポが続いた後は、しばらくロービートで落ち着く傾向があります。
これはDJの時も普段の生活も共通してます、はい。
本日はCD音源リリースは1996年ですが、アナログリリースは2020年という奇跡の復刻系。
ジャジー/メロウ・ヒップホップ・ユニット=108唯一のアルバム"Mission Infinite"です。
アナログの方はOnra擁するNBN Recordsのリイシュー・プロジェクトによるものだそうで、黄金期の名作がこの時代にリリースして頂けるのは嬉しい限り。当時はCD200枚プレスで即フェードアウトだそうです。。
インフォを調べると、カリフォルニア・サンノゼを拠点としていてPeanut Butter Wolfとも親交が深いそうですが、クールで浮遊感あるサウンドからはちょっと色々意外な感じもします。
PEANUT BUTTER WOLFにこういうイメージが全くないですし、西側のアンダーグラウンド系でもこの手の音はあまり聴いたことがなかったので。あ、Mountain Brothersがちょっと近いかな。
ちなみに、メンバーのENCOREはPEANUT BUTTER WOLFのデヴューシングルにも起用されてるんだとか。
アルバムは全体を通してクールでジャジー。
先述のMountain Brothersや、Crown City Rockers辺りと近い印象を受けます(Crown City Rockersよりはもう少し大人っぽいかな)。
クラブで聴くというよりは、家で、飲食店で、リラックスしたシチュエーションにしっくりくるHIP HOPと言った感じです。生楽器を主体とした楽曲で展開/メロディー感もあるので、幅広い方々に聴きやすいサウンドだと思います。
ついでにPEANUT BUTTER WOLFのデヴューシングルも(ft.ENCORE)。
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さて、今日はリアルタイムで見れなかったM-1の敗者復活戦を見ます。
ではでは。
HISAYA
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