こんばんは。今回も2000年代振り返り。本日はこちら。
Urbs & Cutex "Breaks Of Dawn" (2001年)
オーストラリアのビートメイカー2人組ユニット、Urbs & Cutexのファーストアルバム。
ATCQの3rdアルバム"Midnight Marauders"を摸したジャケットの通り、全体通してJazzyだったりファンキーだったりどちらかというとピースでカラフルな印象を受けるこのアルバムですが、1曲だけ、ATCQというよりビートマイナーズを連想させる漆黒のビートがありマス。"Won't Stop"。
当時はJAZZYでピースな"Up & Down"との2トップで好んで聴いていた本アルバムですが、今改めて聴くと"Won't Stop"1択。
あ、でも"Up & Down"の方が好きな方も沢山いると思います。昼と真夜中のコントラスト的に両極にある2曲なので、ここは完全に好みが分かれるところ。テンションにもよるかな。
両曲とも当時多くのミックス作品に収録されていたアンダーグラウンドヒット曲です(自分は両方ミックスに入れさせてもらいました)。
恐らく、まだギリギリアナログミックスの時代でしょう。MPC60...もしかしたら3000かな?のボトムに寄ったファットで温かみのある質感も最高です。
2000年以降、ミックスダウンの手法がアナログからデジタルに徐々に移行したこともあり、この質感を楽しめる作品はこの辺から少しずつ減っていくことになります。。
是非聴いてみてください。
HISAYA
#音楽日記 #RammersLabel #HIP HOP